空ヤ畑ノコトバカリ

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ブナの森へ

標高約800メートルの、ブナの森へ。
見上げた空は青空少々、そしてブナの樹だらけ。
枯れ葉の塊が見えているのは、熊棚。
秋に熊が作った熊棚が、冬の風雪で崩壊している途中。
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幹を見ると、熊の爪のあと。
笑っちゃうくらいたくさん。
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このあたりの熊は、ツキノワグマ。
人を見ると、自分から去ってくれる(逃げてくれる?)クマ。
だから、こっちもクマに気を遣わせたくない。
今は冬眠しているはず、というか、していてほしい。

どっさり積もっている雪の表面に小さな虫、セッケイカワゲラ。
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場所は、渓流が雪に覆われているあたり。
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周囲を見渡すと、セッケイカワゲラがあっちにもこっちにもいる。
そしてかれらはみんな、渓流に沿って上流に向かって歩いている。
図鑑で見たとおりの行動で、ちょっと感動。

かれらは幼虫時代を水の中ですごす。
大きくなるまでの間に、渓流の中を少しずつ下流へ押し流されてしまう。
流れ下った先で成虫になって、その成虫たちが今、雪上を歩いて戻っている。
戻った場所で、成虫は次の世代を残す。
・・・・・ということなんだって。
誰も教えてないのに、雪の季節に、大昔から毎年繰り返し、すごーい。

葉っぱを落としたブナ、ブナ、ブナ。
どこまでも雪、雪、雪。
雪のブナの森で、生きものの気配をいっぱい感じた日。


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by sensuke001 | 2018-02-04 22:53 | いきもの | Trackback | Comments(0)
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